高齢者と言わず、成人を超えている方は子どものころと比べると体力が落ちたと感じることがあると思います。
このように、
高齢者になると若い頃のように運動ができなくなったり、少し無理すると大きなケガに繋がったりすることもあります。
そんな中で充実した高齢期を過ごすためには、
高齢者の特徴を認めてそれに伴った生き方をしていくことが大切です。
そこで今回は、
高齢者の身体的特徴について解説していきます。
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高齢者の身体的特徴とは
高齢者になると徐々に臓器が小さくなっていき、その機能も低下していきます。
たとえば心臓の筋肉(心筋)は、
高齢者になるにつれて力が低下していくので、それを補うためにどんどん肥大していきます。
また血管も動脈硬化が進み、全身の臓器や脳に酸素が行き渡らなくなることで息を吐き出すスピードが落ちていくのです。
そして骨にも大きな変化が現れます。
通常は骨の吸収と形成の恒常性が保たれていますが、
高齢者になると何らかの原因でこの恒常性が障害され骨粗しょう症に繋がります。
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高齢者の身体的機能が低下する原因とは
高齢者になると身体的機能が低下するのは、低栄養が原因だと言われています。
低栄養は、
食事量の減少などが理由で身体を動かすために必要なエネルギーや、骨や筋肉をつくるのに必要なたんぱく質が不足している状態です。
低栄養になると免疫力の低下や認知機能の低下など、日常生活に様々な影響が出てきます。
▼まとめ
高齢者になると、身体的にも精神的にも若い頃とは変化してしまいます。
当老人ホームでは、
高齢者の身体的機能の低下を目指した
レクリエーションなどを行っているので、興味があれば気軽にご連絡ください。